第9ターン/14:00

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 フランス軍;第2回騎兵突撃
 第1軍団ジャッキノ将軍麾下の第3、第4軽槍騎兵連隊が沌座した敵の騎兵部隊に対して突撃を敢行した。結果は、ある程度の戦果を得た程度であり、それほどの効果は無かった。
 第1軍団の肉迫は、誰がみても右翼の戦闘には蹴りがついたようにも見えていた。しかし、実の所、各師団の無傷の大隊は師団毎に4個大隊でしかなく、士気の高い大隊から戦線に投入していたため、絶対的な有利をもって攻撃を敢行するのは難しかった。さらに、この段階で士気範囲の問題によって攻勢限界点に達していたのである。 
 しかし、怒濤の攻撃は続く。まずは、KGL95大隊に対し、砲兵2個中隊を展開、再三の攻撃にさらされていたため、この攻撃によって全滅。第1師団はピクトン麾下の第5師団第79大隊とペルポンシュ麾下のオランダ第27イェガー大隊、ベルギー第7歩兵大隊に対しても砲兵中隊を隣接させての攻撃。この攻撃によって、流れ玉が、オランダ第2師団師団長ペルポンシュの胸部を貫通。師団長の戦死にも関わらず、残された部隊は戦場に何とか留まったいた。 
 あとは、第6軍団のパペロット攻略の早期決着を待つばかりであった。できる限り早期にという事から、主力を早速投入、しかし、パペロットはシャトーであるためその攻撃を一切うけつけず、攻撃をしたフランス軍が多大な損害を被ってしまう。 そのパペロット郊外では、プロイセン軍の先鋒部隊がその悪き姿を戦場に表し、次々に行軍隊形から戦闘隊形へ戦列を組替えていた。ネイは、ルフェーブルの近衛槍騎兵とシャスール連隊に敵部隊の牽制として左翼に展開させた。 
 第2軍団は、「いつまでウーグモンに取り付いている!」というナポレオンの激のもと、ラ・ハイ・サイエンテと連合第1軍団に本格的に攻撃。これを見て、第1軍団第1師団もラ・ハイエ・サイエンテへ目指して前進。サンドピットに展開したライフル中隊に攻撃、これを撃破する。第2軍団は、まずは庭園に潜む、1個中隊を撃破した。中央の戦線は1個師団によって連合軍の第1軍団に攻撃を行ったが、戦果を挙げられることは無かった。 
 第6軍団は、パペロット近郊に展開するオランダ軍に対して白兵戦を行う。1個大隊は撃退するが、シャトーに篭る2個大隊に対する攻撃は、敵の逆襲を受けて敗走してしまう。

←連合軍;
 フランス軍の攻撃により、戦線を支えていたハノーバーの3個大隊の内、2個は後退、この段階で戦線で持ちこたえているのは、ピクトン麾下の1個大隊と指揮官を失ったオランダ第27イェガー大隊(師団長ぺルポンシェは戦死)、ベルギー第7歩兵大隊だけとなる。ただ、再右翼は、後退して再編を行っていた騎兵連隊が集結しつつあった。第1軍団の第2KGL旅団所属部隊は、フランス軍に対して攻撃を行った。

 プロイセン軍;
 部隊を続々と終結させるが、行軍隊形で前進するにも部隊が、マップに入れないありさまになりはじめている。パペロット近郊には騎兵3個連隊と砲兵3個中隊が戦闘に参加すべく準備を整え始めた。