13:40 連合の2回目の騎兵突撃。さらなる受難の時
連合軍;
この時、連合の騎兵部隊は13:00に行われた騎兵突撃に続いて、2回目の騎兵突撃を行った。しかし、この突撃は連合軍にとってさらなる受難をよんだ。フランス軍は、先の攻撃から、方陣を組むことは、攻勢を停滞させると判断、各大隊は方陣隊形を取らずに、その場で敵の突撃を受け止めた。連合軍の騎兵部隊はオランダ軍の第4竜騎兵連隊の精鋭 617名(13ステップ)をはじめ、同軍の第1胸甲騎兵連隊、KGL軽竜騎兵連隊の3個連隊である。しかし、その攻撃は、防御射撃によってあえなく失敗したものもあれば、白兵戦を行っても効果無しという結果をえるばかり、先のオランダ第4竜騎兵連隊にいたっては、4ステップの損害を受けつつも、何等効果を得なかった(彼等は更に、後退の時の機会射撃で、4ステップ、合わせると8ステップ、400人もの被害を出してしまった。)。
ウェリントンはこれを見るなり、左翼の崩壊を予感し、後方の予備であるブラウンシュバイク軍を自らが、先導すべく戦場を離れた。
先の攻撃で、混乱していたパックの3個大隊は再編に成功、後方のスロープ下で戦列を整えた。さらに、ハノーバー大隊は延長横隊を組んでフランス軍の前に展開した。KGLの第95大隊は、フランス軍に度々、損害をあたえている。
プロイセン軍
先の13:00にマップの端に到達していたプロイセン軍の部隊がいよいよ、戦場にその姿を表し始めていた。そして、その先鋒でもある第6フザール連隊がフランス軍に視認できる地点に現れた。