ウォー・ゲーム関係

Vae Victis の最新84号、
『LA FRONDE 1652』が到着。
今年、初めてのゲームです。
 付録のゲームは<<Le Grand Siėcle(ルイ14世の時代)>>における、フロンドの乱におけるブルノー(Bleneau)とサンタントワヌ(Saint-Antoine)の会戦を扱ったもの。とはいえ、ルイ14世はまだ幼少の身であり、この戦いはフランスを代表する名将大コンデとテュレンヌが相まみえた会戦です。普通、同時代のテーマに選ばれるのはECWや三十年戦争のゲームですが、この時代のゲームはほとんどなく、フランス人ならではのセレクションでしょうか。1ターン=20~30分、1ヘクス=100m、1戦力ポイント=100名、または3~4門の砲を表しています。サンタントワヌの会戦はパリ郊外の市街戦という珍しい戦いで、とても面白いテーマではないかと思います。

『COMBAT COMMANDER PACIFIC』と
『Battle Pack Nr2 STALINGRAD』GMT社の新作
 これは、歩兵同士の戦闘を扱ったカード・ドリブン式のゲームの最新作です。前作としてドイツ軍、アメリカ軍、ソビエト軍が登場する『COMBAT COMMANDER EUROPE』と、イギリス軍、イタリア軍、フランス軍そして連合軍(ポーランド、ユーゴスラビア、ギリシャ)と枢軸軍(ルーマニア、フィンランド)の中小国を扱う『COMBAT COMMANDER MEDITERRANEAN』の2作があり、追加シナリオとして、『Battle Pack #1: Paratroopers』があります。
 今回発売となった『COMBAT COMMANDER PACIFIC』は日本軍を主軸としてアメリカ軍とイギリス軍が登場します。なお、前作とは若干、ルールが異なるため、互いのカードを使ってプレイすることはできそうにもありません。日本vsドイツという仮想戦は無しですね。

『Battle Pack Nr2 STALINGRAD』
『COMBAT COMMANDER EUROPE』用に作られたスターリングラード戦専用のシナリオパック。表紙入れて8Pの専用のルールが付いています。シナリオは11本、新規マップは8枚(両面仕様)、88個の新カウンターがついてきます。ただし、半分以上が瓦礫マーカーです。

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