『The Military Intellectual and Battle』/Raimondo Montecuccoli
Dodge は南北戦争にも北軍として参加したことのある人物でゲッティスヴァーグで負傷後、陸軍省に勤め、その後、軍事史に関する一連の著作、Alexander,
Hannibal, Caesar, Gustavus Adolphus,Napoleonを記している。
各々の本は、その題名となった個人に関することではなく、軍事史上で著名な人物の名を挙げて、その時代全てを概略する内容となっている。
いわば、アメリカ版、伊藤政之助みたいな本でしょうか。
本書、GUSTAVUS ADOLPHUSは三十年戦争が中心とはなっているがその前後史にもふれる内容(4世紀〜18世紀初頭の大北方戦争)。戦況図などは味わいのあるタッチでNOTスケールぽいが、ちゃんとスケールをあてたものになっている。
『GUSTAVUS ADOLPHUS』Theodore Ayrault Dodge